地蔵岳(オベリスク) (2764m)

国道20号線を北上中、韮崎付近で左上に見える甲斐駒ガ岳の隣りに地蔵岳のオベリスクを見つける事が出来る。身近で見ると、自然のものとは思えない見事な石柱で、その姿は手を合掌したような、又はチュウリップの花のようで、鳳凰三山のシンボルとして人々に愛されている。
2年前に(1999年9月)夜叉神峠から入山した鳳凰三山登山の時、フイルム切れを起こし、素晴らしい山岳景色を撮る事が出来ず、しかも地蔵岳のオベリスク頂上にあと少しの所で力尽き断念した苦い経験が有りました。今回はその時のリベンジと云う事で再度アタックした模様を紹介します。

2001年7月15日

コースタイム
青木鉱泉(6:05)→南精進ケ滝(7:35)→鳳凰ノ滝(8:00-8:10)白糸ノ滝(9:00-9:10)→五色ケ滝(9:43)→鳳凰小屋(10:53-11:05)→賽ノ河原(12:05-12:25)→オベリスクアタック(12:25-12-50)→賽ノ河原(12:55)→鳳凰小屋(13:30-13:40)→五色ケ滝(14:20)→白糸ノ滝(14:43-14:47)→鳳凰ノ滝(15:30)→南精進ケ滝(16:00-16:05)→青木鉱泉(17:25)    計 11時間 20分

小武川沿いの砂利道 No.01
青木鉱泉を出発してすぐに小武川沿いの砂利道となり、40〜50分は砂利道歩きが続く、途中の砂防ダムで2匹の親子と見られる野猿を見つけた。
天気は晴れているものの遠くの景色はガスの為、見ることが出来ず良い写真が撮れるか不安を感じた。
新緑の樹林帯 No.02
南精進ケ滝手前の樹林。
砂利道が終るとすぐ薄緑色の新緑が鮮やかな樹林帯の急登が始まる。今回の山行を象徴するようにほとんどが急登の連続で、時折見える滝と高山植物が僅かな慰めとなった。
南精進ケ滝 No.03
南精進ケ滝。
ドンドコ沢の中で一番の落差(約100m)を誇る南精進ケ滝は登山道にも近くて容易に見ることが出来ましたが、次の鳳凰ノ滝は登山道より大分離れていたので間近で見る事が出来ませんでした。
御座石鉱泉コース No.04
登り手右方向は御座石鉱泉コースの山並みと思われるが、ガスの為、燕頭山などの景色を見る事が出来ませんでした。
今年の夏はとても暑く、その暑さでバテテしまうと心配したのですが、涼しい林の中の日陰道でしたのでそれほどの暑さは感じなかった。
白糸ノ滝 No.05
白糸ノ滝。
白糸ノ滝と云うわりには水量が多くて落差も有りとても白糸に見えない。
鳳凰小屋 No.06
鳳凰小屋にて。
今回の山行は「沼津アルプス」と同じメンバーです、2人はとても健脚なので1時間も待たせてしまい、大変迷惑をかけました。
さーあと少し頑張りましょう。
賽の河原 No.07
賽の河原まであと少し。
青木鉱泉を出発してから丁度6時間で賽の河原に着きました。最後の急登は白砂塵の急斜面で悪戦苦闘の末やっと登る事が出来ました。白砂塵に入る手前がお花畑で「グンナイフロウ」「クルマユリ」「ヒメシャジン」が沢山咲いていました。
以前来た時、観音岳側に少し戻ったところからのオベリスクの眺望はとても素晴らしかったのですが、あいにくの天気ですので写真は諦めました。
オベリスク No.08
ガスがかかったオベリスクを間近に見る。
ついにやって来ました、2年前のリベンジとばかり、オベリスクの頂上へアタックを試みました。真下に行くと色褪せたザイルが3本と新しいザイルが2本有り、足を引っ掛ける浅い窪みは始めの2、3個所しか無く、あとは腕力の勝負です。しかしあと3mと云う所で力尽き断念しました。6時間の急登で体力を使い果たし、しかも同行の2人は賽の河原で高見の見物とばかり、声援するだけで補助をしてくれませんでした。
アー!ザンネン!! コンドコソ!・・・

地蔵岳で見つけた高山植物 (クリックすると大きな写真に)
センジュガンビセンジュガンビ クルマユリクルマユリ クガイソウクガイソウ ヤマホタルブクロ?ヤマホタルブクロ? シモツケシモツケ
モミジカラマツモミジカラマツ グンナイフロウグンナイフロウ タカネビランジ?タカネビランジ? ミネウスユキソウミネウスユキソウ

正しい花の名前を知っている方、ぜひメールにてご連絡下さい。


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