令和4年7月12日

季節を楽しむ

 1学期の行事もその大半が無事に終わり、夏休みまで約二週間となりました。6月に実施した様々な行事を経て、桃っ子たちは大きく成長した姿を見せています。久しぶりの体験活動を、子供も大人も試行錯誤しながら、かつ楽しみながら行えたことは、本当に有意義な活動だったと思います。
 早いものでもう7月。この時期は、季節を表す言葉がたくさんあります。夏至、半夏生、七夕、朝顔、蓮の花、青海波 等々。あまりの暑さや日々のあわただしさに心もなえてしまいがちなこともあります。そんな時こそ、少し心にゆとりをもって過ごすことができたらいいですね。先週、七夕の時の給食の献立は「五目ずしと七夕汁」でした。七夕汁には天の川に見立てたそうめんが入っていました。「行事食」と呼んでいます。学校で提供される給食の献立から季節やその時々の、昔から受け継がれている行事食を知ることも子供たちの情操を豊かにする一つかな、と考えています。
 昨日の晴天とは打って変わって今日は朝から雨模様。体調管理も大変な季節ですが桃っ子たちの元気な、そしてさわやかな笑顔にパワーをもらっている毎日です。





令和4年6月8日

夢に向かって

 桃山小学校の6月は、様々な体験活動が目白押しとなっています。
今週の月曜日、「夢先生」として、サッカー女子元日本代表選手(なでしこジャパン)の、
山根恵里奈さんをお招きしたサッカー教室と講演会を開催しました。これは、「はごろも『夢』講演会」事業に応募して実現したものです。
 朝からしっかりと雨が降っていたため、体育館での開催となりました。
低学年の部と高学年の部とに分かれて開催しましたが、山根さんのわかりやすくて適切な指導により、桃っ子たちは見る見るうちに上手にボールを操るようになっていました。
 講演会では、夢に向かっていくために必要なこととして、
 〇「ありがとう」という気持ち
 〇自信と勇気をもって
の二つを挙げてお話をしてくださいました。自分の好きなところをもっと見つけ、自分自身を認め、ありがとうと言えるようになってくると、夢が近づく。「ありがとう」という言葉が飛び交う空間は、前向きな空気が漂うから、今日から桃山小も「ありがとうキャンペーン」をやっていきましょう!と、私たちが元気になるような言葉がけもいただきました。
 トップアスリートの方と触れ合う経験は、そうそうあるわけではありません。ただ、今日のように身近に指導を受け、子どもだった頃の話を聞くと、「この人も子どもだった頃は僕たちと同じ夢や悩みをもっていたんだな。」と感じます。そこからどのように自分の将来や夢につなげていくのかは人それぞれですが、一つのきっかけづくりになれば、この「夢先生」も桃っ子たちに大いに役立っているのではないでしょうか。
 
 今週は雨模様の梅雨空です。気持ちよく晴れてグランドでサッカーに興じている姿を見るのは少し先の話となりそうです。






令和4年5月27日

遠足

 今日は朝から激しい雨。小室山への遠足は中止となりました。しかし、遠足に代わるレクリエーションを校内で実施しました。まずは全校遊びで「だるまさんが転んだ」をやりました。そのあとは縦割りグループごとに校内に設置したレクリエーション会場を巡り、様々な活動をしました。6年生がリーダーとして自分たちのグループの仲間が楽しめるように気を配っていた姿が見られました。会場担当教師も、それぞれが自分の得意技を生かし、子どもたちとともに楽しみながら活動していました。
 桃っ子たちは、まるまる一日学校で遊んだことに対して、「こんな経験は今までになかったからとっても楽しかった。」と言っていました。
 普段は大いに学び、考え、知識を身に付けていきます。その知識や学んだことは様々な活動、遊び等を通して生活に根差すものへと変わっていきます。年代の違う子どもたちとの交流によって小さいものを見守る姿勢も備わっていきます。
 1年と3年の教室に飾られていたてるてる坊主たちも、桃っ子たちの成長していく姿に、目を細めていることでしょう!





令和4年5月20日

風薫る五月

 4月があわただしく過ぎ、連休でパワーを充電させただろう桃っ子たちは、今日も元気に学校で過ごしています。来週末には全校で小室山へ遠足に行きます。この2年間、近場での遠足となっていたので、久々の遠出となり、子供たちも大いに喜んで準備に励んでいます。私たちは楽しい遠足となるよう、感染症対策にも十分気を付けながら準備をしているところです。
 今年度は学校での教育活動も少しづつ範囲を広げて実施しています。子どもたちが教室やグランドで仲間や先生方とともに活動している姿は、やはり何物にも代えがたいものです。小学校の時に学んで得た知識や知恵は、大人になっても生き続けていくものです。先日、演劇鑑賞教室がありました。「劇団たんぽぽ」による「100万回生きたねこ」でした。子どもたちも私たちも劇に見入っていましたが、劇が終わり最後に劇団員の方々が「劇団たんぽぽ」の歌を歌ったのです。私はその曲を覚えていて、一緒に歌うことができました。自分が小学生だった時の経験が体に染みついていたのでしょう。何とも言えない不思議な感覚でしたし、胸にこみあげてくるものもあったぐらいです。
 5月から6月にかけて、桃山小学校では多くの体験活動を行います。これらが桃っ子の健やかな成長に大いに貢献していくことを望んでいます。
 


令和4年4月13日

新しい風

 新学期が始まって1週間。子どもたちは元気に学校生活を送っています。授業も今週から本格的に始まりました。今年度は学校だよりでもお知らせした通り、子どもたち一人一人の良さや可能性をさらに伸ばしていけるよう、高学年を中心に教科担任制を導入しています。毎時間授業者が変わることに対して、子どもたちがどんな反応をするだろうか気にかけていましたが、子どもたちは授業を楽しみ、授業者も子どもたちの反応に大いに喜んでいました。学級担任の下、すべての授業を行ってきた時とはまた違った新たな発見や気づき、そしてそれぞれの教科でもっと深く学びたい、仲間や先生ともっと意見を交わしたい、といった知的好奇心の向上にもつながっていけたら、子どもたちはまた大きく成長していくことでしょう。
 子どもたちが学ぶことに集中し、仲間と意見を交わし合える、その背景には、良好な人間関係、学級集団が存在します。授業を行うと同時に、良好な人間関係作り、学級集団作りも行っていき、共に考え、学び、自分たちで様々なことを考えていける子どもたちを、今年度も全職員で支え、指導し、見守っていきたいと思います。
      今年度も桃山小学校を、よろしくお願いいたします。




令和4年3月31日

花冷えのする日

 昨日、離任式終わりました。
3月に入ってからは毎日があっという間に過ぎていきましたが、卒業式も、修了式も無事に終わることができました。春は別れと出会いの季節でもあります。一年間苦楽を共に過ごしてきた仲間と、先生方ともお別れの日を迎えました。明日からは令和4年度がスタートします。
 寂しさはありますが、私たちは前に向かって歩いていきます。それぞれが新しい環境で、それぞれの持ち味を大いに生かして活躍することを祈りながら、3月最後の花冷えのする日を過ごしています。
 1年間ありがとうございました。令和4年度もよろしくお願いいたします。 



 令和4年2月18日

 ミモザに寄せて

 朝晩の冷え込みは相変わらずですが、春の訪れは周りの景色から感じ取れるようになってきています。グランドには熱海桜が咲いています。正門の梅の木に花が咲き始めました。そして、桃山小学校のシンボルツリーでもあるミモザにも黄色い花が付き始めています。シンボルツリーといっても、学校の敷地内に移転されているので、正門にはありません。ミモザがどこにあるのかを知っている子どもたちはそれほど多くはありませんでした。今日の全校集会での話の内容です。
 
 この花の名前を皆さんは知っていますか?この花の名前はミモザといいます。桃山小にはかかわりが深い花で、校歌にも登場しますし、学校だよりの題名もミモザです。
 校長先生はこの花が大好きです。色合いが緑と黄色でとてもきれいです。そして春を運ぶ色、春の始まりを告げる花。見ているだけで心がぱあ〜と明るくなり、なんとなく嬉しくなってきます。
 ミモザの花には、「友情」「感謝」「思いやり」という意味があります。
皆さんが、ここにいる桃っ子達、担任の先生とともに過ごすのも残り1ヶ月となりました。
1か月後には6年生は卒業していきます。この1年間、楽しいことや嬉しいこと、悔しいことや悲しいこと、仲よく遊んだり、けんかしたり、、、。様々なことがあったと思いますが残りの日々は互いに友達を思い、感謝の心や思いやりの心をもって過ごしたいですね。
 今日はこれまで様々な分野で活躍してきた友達の表彰をします。頑張った成果を桃山小のみんなで大きな拍手でたたえましょう。
 
 「冬来たりなば、春遠からじ」という言葉があります。
毎日毎日、心がざわつくことは多く、心がスッキリす
ることはなかなかないかもしれません。ですが、学校
での生活を頑張っている子どもたちの笑顔が絶える
ことのないよう、ミモザのパワーをもらい、希望を胸
に歩んでいこうと思います。

 






 令和4年1月14日

 感染症対策は緩みなく

 先週までの穏やかさから一転して、今は新型コロナウイルス感染者の急激な増加に心がざわつく日々となっています。とはいっても、私たちにできることは、基本的な感染症対策(うがい、手洗い、マスクの着用、3蜜を避ける、体調の悪いときには無理をしない等)をきちんと行うことです。
 本日、昼の放送で子どもたちに、「感染症対策をきちんと行うことで、自分や友達、家族、先生ほか、私たちを取り巻く人たちの命、生活を守ろう!。」と話をしました。
 具体的には、
 ・うがい、手洗いをきちんと行う。
 ・週末も規則正しい生活を心がける。
 ・外出時は必ずマスクを着用する。
 ・体調が悪い時には家でゆっくり休む。
 
 3学期に入り、どの学年も充実した教育活動を行おうとしていた矢先でしたが、今は感染症から身を守ることを第一義として教育活動を行っていきます。

 学校が安全で安心して学べる場であり続けるためにも、保護者の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。保護者の皆様も体調には十分気をつけて日々の生活をお過ごしください。体調面等で何か心配なことがありましたら学校に相談してください。




 令和4年1月7日

  子どもは雪を楽しんでいます。

  3学期の始まりはとても寒く、めったに降らない雪まで降ってくる日でした。始業式を終えて教室に戻った子どもたちは、雪が降り始めたころ、歓声を上げながら外に出て飛び回っていました。そのあとも雪は降り続け、グランドは一面の銀世界と変わりました。
 今朝、グランドの雪は解けずに残り、登校してきた子どもたちは、休み時間のたびにグランドに出、雪だるまを作ったり、雪合戦を学年を超えてしあったり、と本当に楽しそうに遊んでいました。1,2年生が上級生に向かって雪玉を投げ、上級生がそれを上手くかわしながらじゃれあっている姿は、桃山小学校らしいほほえましい光景でした。
 
 
 無邪気に楽しく遊ぶ姿を見ながら、3学期もつつがなく学校での教育活動を実施していけるようにと雪だるまに願いを込めた次第です。

 3学期もよろしくお願いいたします。




   令和3年12月24日

  2学期が無事に終了しました。

 85日間の2学期も、本日無事に終了しました。緊急事態宣言が発令されている中での2学期スタートで、職員もみな緊張感あふれる中、教育活動を行いました。あの時を振り返ると、今のこの状況は想像すらできなかったことでした。10月からの2ヶ月間は、これまでできなかったことを取り戻す勢いで様々な行事を行いました。子どもたちとともに活動し、保護者の皆様も巻き込んでの行事は、それはとても楽しく、学校に活気が戻ってきたようでした。
 学校は日々、子どもたちと教職員とで教育活動を行っていますが、行事を通して、保護者の皆様が学校に集い、子どもや教職員とつながるだけでなく、保護者の皆様同士もつながっていきます。学校は、人と人とをつなぐ場でもあると思います。学校という場でしかできない学びがそこにあると思います。

 桃っ子たちは元気に学校から家庭に戻っていきました。
 12日間の冬休みを存分に楽しみ、1月6日の始業式に
元気な姿で会うことを楽しみにしています。
 桃山小学校を支えてくださっている皆様、
どうぞ良い年末年始をお過ごしください。

 2学期も、本当にありがとうございました。





 令和3年12月9日

  あきらめない心

  先週末の「桃っ子まつり」、「桃っPまつり」の感激もまだ冷めやらないうち、今度はJ1清水エスパルスのGK権田修一選手、同じくMF滝 裕太選手をお招きして「夢教室」を開催しました。これは、「熱海らしい特色のある教育」の実現に向け、NTTドコモと清水エスパルスとで共同企画して開催したものです。プロスポーツ選手と触れ合うことで、「夢をもつことや、その夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」を学ぶ機会を提供することが目的となっています。
  桃山小学校は、キャリア教育を教育活動の柱としています。毎年様々な「夢先生」をお招きし、子どもたちと触れ合い、話をしていただいております。今回は、トップアスリートを迎えるだけでなく、日ごろ授業で使用しているタブレットを有効活用しながらの「夢教室」でした。
 プロサッカー選手としての技を披露し、子どもたちの質問にとても気さくに答えてくださった権田選手と滝選手。中でも6年生の質問「あきらめないことはいいことだとわかっていますが、どうやってあきらめないで頑張ったらいいですか。」に対しての回答は、聞いている私たちも「なるほどなあ」と感じ入ったものでした。権田選手は、「無理。できないよ。という言葉が好きではない。もう駄目だ。と思ったときに、でももう少し頑張ってみようかな。」と。その積み重ねがあきらめずに頑張ることにつながっていくのだと。
 
 桃っ子たちも将来はそれぞれの道を歩んでいきます。自分が望んだ道をまっすぐ歩いていく子もいれば、ちょいと遠回りをする子もいるでしょう。夢とは違う道を歩く状況も出てくるかもしれません。それでも、今日のこの出会いが、桃っ子たちの心に何かしらの響きを与えたことは確かです。
 いくつになっても「将来を見つめ、夢に向かってチャレンジする子」であってほしいと、つくづく思った午後のひと時でした。
 
 今日のこの機会にかかわってくださった皆様、本当にありがとうございました。




 令和3年11月26日

 働く姿(社会科見学)

 昨日、3年生と4年生が社会科見学に行きました。
熱海消防署では、施設・設備の見学をしました。子どもたちは事前に学習していったのですが、目の前で実際に見ることで、さらに質問したいことや教えてもらいたいことなどが湧き出ていたようです。熱海市内の人々の安全を守り、昼夜を問わずに働いている消防署の方々が親切にいろいろなことを教えてくださり、それだけでも楽しく、実り多い学びとなっていました。実際に現場へ向かう場面にも遭遇したのですが、先ほどまで優しく説明していた消防署の方々が、任務に向かう姿、表情に変わり、救急車、消防車で出場、出動していく様子に、子どもたちも私たちも緊張し、感動して見守っていました。
 マックスバリューには、3年生が行きました。昼前の忙しい時間をぬって、スーパー店内や裏側を見学させていただきました。私たちの生活に欠かせない食材等の日用品を販売するにあたり、どのような配慮や心構えでいるのかを、わかりやすく説明してくれました。また、店内で流れている放送の意味や、店内の展示(ポップ)など、実際の商品を目の前にして説明してくださり、子どもたちも真剣な表情で質問をしたり、メモを取ったりしていました。

 コロナ禍の影響により、昨年度は全く実施できなかった社会科見学も、この時期に行えたことは、大変ありがたいことでした。子どもたちの教育活動は、学校だけでは学べないことがたくさんあります。この社会科見学のように、実際にそこで働いている方々の姿やその様子に触れることで、将来桃っ子たちが熱海市で社会人として活躍してくれたら、本当にうれしい限りです。本当に大きな、有意義な体験になりました。子どもたちを快く引き受けてくださった皆様、本当にありがとうございました。




 令和3年11月15日

 修学旅行も無事に終わりました。

 11月の4日、5日で修学旅行に行ってきました。行先は下田市です。振り返ってみれば東京方面に行くことが厳しいと判断し、下田市と決めて実施日を設定しましたが、感染症の拡大状況を日々確認しながら対応策を練っている日々でした。
 修学旅行は二日間とも快晴に恵まれました。お世話になった下田市、田牛観光協会の皆様は、とても親切でした。子どもたちも仲間と思う存分楽しみ、笑い、波と戯れ砂浜で砂山や水路を作って遊び、サンドスキーで転がり、漁船体験でジェットコースター並みに海の上を満喫していました。
 語りつくせないほど楽しい旅でした。仲間と一緒に旅をして共に活動し、一緒にご飯を食べ、同じ部屋で寝る、、、。今まで当たり前のように思われ、行われてきたことが、実はどれだけ大きいものであったか、この2年間でつくづく思い知らされた感があります。学校以外で仲間と共に生活体験をすることは、集団の中においてのマナーや相手を思い、互いに支え助け合うことの重要性を学ぶことにつながります。
 
 学校に戻ってくれば、またいつもと同じ学校生活が始まります。しかし、この仲間と共に修学旅行に行くことができた経験は、子どもたちの心にたくさんの楽しい思い出とともに残ることでしょう。




 令和3年10月27日

 桃山小学校ならではの経験を重ねて

 PTA主催の「桃っ子学校」を15日に、「第66回運動会」を23日に実施しました。「桃っ子学校」は、昨年度実施できなかったのですが、今年度は宿泊と食事はせず、さらに半日での開催として行われました。桃っ子たちは大変楽しみにしている行事ですが、リーダーとして活躍する6年生にとっては、下級生をまとめ、様々なレクリエーションを考えて運営するなど、活躍の場は多岐にわたります。運動会も同じです。色ごとに応援団長、副団長がいて、ダンスリーダー、交流種目リーダー、説明、係の仕事等々。
 短期間で2つのの大きな行事をリードすることは、案外大変なことです。いつでも6年生にはリーダーの役が回ってきています。他の学校では考えられないことかもしれません。行事が終わったかと思えば次の行事の準備に入るなど、息つく暇もありません。「6年生になると仕事が多くて大変だ。」と考えることもできますが、「この桃山小学校だからこそ体験できる役割だ。」とも考えることができます。
 リーダーは、ある意味孤独です。ですが、仲間を、下級生をまとめる経験ができることは、幸せなことだと私は思います。リーダーの経験をしないでいると、人をまとめることの辛さがわかりません。フォロアーしか経験がないと、計画したことに対する不平、不満しか出なくなってしまいがちです。リーダーとフォロアー両方の経験を重ねることで、人として成長していけるのだと思います。
 
 6年生はやがて中学校に進学します。そこでまた新たな世界が広がっていきますが、桃山小学校での様々な経験を生かし、リーダーとして、フォロアーとして大いに活躍できるよう、小学校での経験や毎日の生活を大事にしていってほしいと思いました。



 令和3年10月13日

 初島に行ってきました(初桃交流)

 緊急事態宣言が解除され、学校生活も感染症の状況を見ながらできることを少しずつ増やしています。
 先週、5年生と一緒に初島小学校との交流行事に行ってきました。1学期には初島小学校の子どもたちが桃山小学校に来ましたので、今回は私たちが初島を訪問します。昨年度は中止になっていたため、実施できたことにみんな大喜びでした。
 初島小学校の友達は、「歓迎」の旗を用意して港で待っていてくれました。学校についてからも様々なレクリエーションやウオークラリー、初島に関する学習等、、、。交流の内容はとても盛りだくさんで、桃っ子たちも、一緒に準備や片づけをし、クイズに臨み、つかの間の時間を楽しく過ごしました。
 楽しく活動している中で、「こんなに歓迎してもらい、本当に嬉しい。次、初島小が桃山に来るときには、僕たちがもっと歓迎したい。」といった声も聞こえてきました。
 いつもとは違った環境に身を置く中で、歓迎され、親切にされて嬉しかったことは忘れないものです。同じ熱海市の小学生として、年に2回の交流はどちらの小学校にとってもとても大切なもので、大事にしていきたい行事だと痛感しました。
 
 今週も桃っ子たちは元気です。今週末には、「桃っ子学校」来週には「運動会」が控えています。感染症対策は緩めることなく、しかしできることは工夫をしながら実施していき、子どもたちがのびのびと自分を表現できるよう、私たちも全力で応援していきます。



 令和3年9月17日

 毎日の学校風景

 2学期が始まって1ヶ月が過ぎようとしています。子どもたちは元気に登校し、勉強や運動、遊びに全力で励んでいます。今までに増して感染症対策に気を配り、みんなで気を付けながらの日々ですが、その中でも何かしらの楽しみを見つけながら生活をしています。
 先日、下多賀在住の出口さんから竹とんぼをいただきました。出口さんは、桃山小学校と交流があり、桃山小学校の玄関には以前いただいた大きな竹とんぼが飾ってあります。子どもたちは大いに喜び、竹とんぼを飛ばしていました。力を素直に伝えたら棒の向いている方向へちゃんと飛びます。私はなかなかうまく飛ばすことができず、悪戦苦闘していました。子どもたちがいろいろ考えながら飛ばしている姿を見ているだけで、心がほっこりしてきました。
 毎日の楽しみの一つに、美味しい給食があります。食材や栄養価など、栄養士が工夫を重ねて献立を作成し、調理員とともに調理しています。毎日、給食の献立表を見てとても楽しみにしている子どもたちは多く(大人もですが)、食欲も 旺盛です。食事中は黙食ですので会話はありません。音はクラッシックが流れているのみです。そんな中でも見た目も美しい、美味しい給食を味わっていると、やっぱり心は温まってきます。
 

本日の給食 真鯛のみそ焼き 切り干し大根 お味噌汁 ごはん 牛乳

さて、明日からは3連休です。ですが、台風も近づいています。
お気をつけいただき、感染症予防に気を配りつつも、
安心・安全な連休をお過ごしください。
 


令和3年8月24日

 2学期が始まりました。

 夏休みを終えた桃っ子たちが、学校に帰ってきました。みんな元気よく登校し、挨拶を交わしている姿を見て、本当にうれしく思った次第です。
 緊急事態宣言下の2学期スタートですから、保護者の皆様も、子どもたちも、気がかりなことは大いにあるかと思います。本日、2枚お便りを出しています。それには、緊急事態宣言下における学校の教育活動と、その対応について記載してあります。
 新型コロナウィルス感染症については、1年以上にわたって感染予防対策を実施してきています。しかし、昨年と今、1学期と今とでは、感染の仕方等もどんどん変化してきています。そのような中でも2学期が始まり、子どもたちと学校での教育活動が行えることは、本当にありがたいことだと痛感しております。と同時に、子どもたちを感染症から守ることも念頭において教育活動を実施していかなくては、と切に考えています。
 多くの制約がある中での2学期スタートとなります。学校と保護者の皆様、地域の皆様とで、ともに協力し合い、今、自分にできる感染症対策を粛々と行っていくことが、お互いを想い、お互いを守っていくことにつながっていくと思います。
 2学期も、桃山小学校をよろしくお願いいたします。

 このような時期ですので、お子さんやご家族の方に発熱や体調不良の症状がみられる場合には、無理をせず休養してください。

令和3年7月21日
 
  1学期が終了しました。
 1学期が無事に終了しました。
 感染症対策を行いながらも「できることはやっていこう!」を合言葉に様々な教育活動を実施してきました。子どもたちも、できることは存分に楽しんでいたように思います。

・グランドで思いっきり体を動かし、遊具で友達と遊ぶ姿。
・場所を選び、工夫しながら音楽の授業を楽しむ姿。
・朝顔や野菜を大切に栽培し、見守る姿。
・算数の授業で、答えを導く過程を全員で考え続ける姿。
・自分の考えをしっかりもち、仲間に伝え、全員で協力して課題に向き合っていく姿。
・次期リーダーとして、できることや依頼されたことを受け止め、全校児童に分かりやす く伝えている姿。
・学校のリーダーとして桃山小学校のために、常にフル回転で様々な活動をリードし、  支えていた姿。

  学校は、毎日何か新しいことを学んだり、発見したりすることができる場です。そこには友達や教職員とかかわる場面が出てきます。集団で生活していますので、楽しいことやうれしいことばかりではありません。時には辛いこともあります。すべてを抱え、頑張ってきている子どもたちの、心も体ものんびりできる時間、それが夏休みだと思います。  夏休みの宿題もあり、のんびり過ごすばかりではないのですが、自分でこの夏休みをどう過ごすかをじっくり考え、充実した夏休みにしてほしいと思います。
 子どもたちが元気に過ごすことができたのは、保護者の皆様の、健康に関するご理解とご協力があったからです。いつも本当にありがとうございます。長い休みになります。暑さも厳しくなってきます。夏風邪もひきやすくなってきます。お子さんの体調がすぐれないときには、休養をとるなどご家庭での見守りを続けてお願いいたします。
 8月24日の2学期始業式に、元気な桃っ子たちに会えることを楽しみにしています。
 令和3年6月18日
 
 〜2年目の夏〜
 
  暑さの厳しい日と、なんとなく肌寒い日が混在している今日この頃、いつも元気な桃っ子たちも、少し体調を崩しがちになってきているようです。今年の桃っ子は、毎日美味しい給食をモリモリ食べています。ですので、体調がすぐれないときは、食事の様子を見ているとすぐにわかります。季節の変わり目は、大人でさえも体調が乱れやすくなります。桃っ子にかかわるすべての人たちが、健康で過ごせるように、と思うところです。
  マスクを着用しての生活が2年目を迎えました。昨年はマスクの着用やうがい、手洗いの励行に全力を注いで指導に当たってきました。子どもたちは順応性が高く、こちらの声かけを待たずとも、うがい、手洗い、そしてマスクの着用をきちんと行っています。熱中症の危険性が増してくるこれからは、状況に応じてマスクを外すよう声をかけ続けることが重要となっています。    
  給食を食べるときは、マスクを外しますが、黙食です。グランドでの体育や外遊び、体育館での活動等、密にならず、換気も十分行えている場所ではマスクを外して活動しています。登下校についても、坂道を上り下りしますので、「マスクは外しましょう。ただし、マスクを外したら友達とはしゃべりません。」と指導しています。新しい生活様式が定着し、マスクの着用が当たり前であるため、子どもたちは外すことに慣れていません。この点をどう解決し、熱中症を防ぐか、私たちは日々あの手この手で桃っ子たちに語りかけています。
  暑さはこれからが本番です。グランドでは1年生が楽しそうに遊んでいます。暑さに負けず、おおらかにたくましく育つ桃っ子の姿を、これからもたくさん見ていきたいと思います。
 
 
 
 令和3年6月10日
 
 〜教師の本分〜
 
  5月末の遠足も無事に終わり、6月に入りました。梅雨時とはいえ今日も青空が広がり、毎日暑さが厳しくなっていることを感じます。
 6月の朝礼で、「皆さんは授業や毎日の学校生活の中で頭を使って考えていますか?」と聞いてみました。大半の子どもたちは、「ちゃんと頭を使って考えているよ。」と答えました。子どもたちが思う「頭を使って考える。」と、教師が思う「頭を使って考える。」が同じであるように、私たちは日々の授業に改良を加え、振り返りを行っています。
〇授業のどの場面で子どもたちは考えようとするだろうか。
〇子どもたちがもっと知りたい、考えたい、と思えるような課題や思考の場をどう設定していくか。
 先週、放課後の研修会で国語の授業の振り返りを行いました。子どもたちが実際の授業で活用しているタブレットを教師も活用し、研修主任の指示のもと、授業における子どもたちの表れをもとに、思考したり、考えを伝え合ったりする場が的確であっただろうかを話し合いました。タブレットを使いながら(使い方を助けてもらいながら)子どもたちの表れを嬉しそうに語っている姿は、まさに教師としての本来の姿なのだと、改めて感じた次第でした。
 教師の本分とは、様々な場面で子どもたちのより良い成長を支えていくものだと思います。私たちの原動力となっているのは、目の前にいる子どもたちの成長している姿であり、そこに喜びを感じ、また明日から頑張ろう!となれるのです。
 
 今日も朝から子どもたちの明るい元気なパワーに、桃山小学校は包まれています。


令和3年5月21日
 
  〜様々な学びの場〜
 
 先週から学校にて様々な学習会を開催しています。先週は「交通安全教室」、今週は「eネット安心講座」そして水曜日には「夢先生」として、陸上元日本代表選手の高橋千恵美さんをお招きした陸上教室と講演会を開催しました。これは、「はごろも『夢』講演会」事業に応募して実現したものです。
  初夏とはいえ不安定な天候により、体育館での実施となりましたが、子どもたちは走るための基本的な動作、準備運動、ストレッチ等を体験しました。授業の初めに走った姿と、すべて教わってから最後に走った姿とでは、全く違い、走り方もきれいな上、「たったった」と足の運びも軽やかに走っていました。トップアスリートだった方の指導を受けるということは、こういうことなんだな、と実感した次第です。
  講師の高橋さんは、「新型コロナウィルス感染症の影響で、子どもたちの前で指導するのは1年以上ぶりだ。子どもたちと一緒に走り、活動したことで、逆にパワーをもらえた。」と、感激して語っていました。
 一つの行事を企画するたびに、感染症対策を入念に考え、実施していることに変わりはありません。桃っ子の成長を考えたとき、本当に必要なのは何か、を吟味してこれからも日々の教育活動に励んでいきたいと思っています。
 今日は朝から雨。予定していた遠足は来週に延期。来週こそは晴れますように。
  
令和3年5月12日 
〜温かくさわやかな風〜
  新学期がスタートして一ヶ月が過ぎました。桃山小学校の子供たちは毎日元気に過ごしています。私は、4月から桃山小学校に赴任しました、校長の内藤弘美と申します。
 どうぞ、よろしくお願いいたします。
 桃山小学校は、
   校訓        「おおらかに たくましく」
   学校教育目標  「将来を見つめ、夢に向かってチャレンジする子」
   重点目標     ・気づき 考え 行動する子
              ・思いやりの気持ちを伝える子
 という目標のもと、日々の教育活動を行っています。昨年度からの新型コロナウィルス感染症予防対策もあり、今まで通りの教育活動に創意工夫を重ねながらの学校生活となっています。様々な制限や制約はありますが、「安全で安心な学校」、子供たちが毎日学校に来ることを楽しみに思う、「魅力ある学校」を全職員で目指していきます。
  桃っ子たちの健やかな成長には、保護者の皆様や地域の皆様のご理解とご協力が欠かせません。先がなかなか見通せない社会であっても、桃っ子たちが「おおらかに たくましく」生き抜いていけるよう、ともに見守ってくださることを切に望みます。
  桃っ子たちの成長を温かく見守るさわやかな風が、今年度も桃山小学校に吹きわたり、桃山小学校の教育活動を応援してくれるよう、職員一同、力を発揮していきます。
 一年間、よろしくお願いいたします。
 
 
   
    
 
直線上に配置
「皆さんの笑顔は、周りの友達や先生方、家族も自然と笑顔になる魔法の薬です。皆さんの笑顔は誰かを笑顔にし、幸せな気分にもしてくれます。
 自分も笑顔、周りも笑顔、桃山小学校は笑顔になる魔法(温かさ、優しさ)であふれている。笑顔あふれる桃山小学校を、みんなで作り上げていきましょう。」             3学期始業式にて

校長室だより

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