平成21年10月13日 ほけんだより

   第9号

熱海市立小嵐中学校保健室


新型インフルエンザが流行しています

 全国的に新型インフルエンザの流行がはじまっている状況の中、本校でも先週から1年生を中心にインフルエンザにかかる生徒が増え、感染の拡大を防ぐため、1年生と2年生で学級閉鎖の措置をとることになりました。これ以上、感染を拡げないために、一人一人が感染予防と健康管理に注意していきましょう。いつもと違う体のだるさや、寒気などは、インフルエンザ発症のサインであることがあります。そのようなときは体温を測り、無理をせずに体調の変化に注意していきましょう。38度以上の発熱があるときは、必ず病院で診てもらいましょう。(ただし、38度以下でもインフルエンザと診断されることがありますので、注意が必要です)
 喘息などの持病がある人は、主治医と相談して、インフルエンザに感染することが大変危険であるとなり、学校を欠席する場合は、出席停止扱いとすることができますので、学校に相談してください。

流行中の新型インフルエンザの症状について

 今回の流行でインフルエンザに罹患した生徒のみなさんの発症の様子をみると、急激に38度以上の高熱が出て発症するケースが、いつもの季節性のインフルエンザに比べると少ないように感じます。37度台の微熱が1日か2日続いた後に、高熱が出るといったケースが目立ちます。微熱であまり自覚症状がないために、インフルエンザが発症しているとは思わず、結果的に感染を拡げてしまうことになりがちです。多くみられる症状は、せき、頭痛、のどの痛み、筋肉痛などです。おかしいなと思ったら、早めに教えてくださいね。


気を抜かないで予防対策をしていきましょう

手洗い・うがい・・・
 基本中の基本!最も大切です。集団生活の学校では、特に頻繁に行ってください。休み時間毎に手を洗っていますか?必ず洗ってください。


咳エチケット・・・
 咳が出るときは、マスクをしましょう。鼻水や痰などが付いたティッシュは、
ふた付きのゴミ箱にすぐに捨てましょう。

睡眠と栄養・・・
 充分とって、体の抵抗力をアップさせておきましょう。

 今年度の健康診断が、始まります。この定期健康診断は、みなさんの体に異常がないかを早めに見つけて、健康な心や体で学校生活を充実して送ることができるように毎年行われているものです。異常が見つかった時には、早めに治療をするようにしましょう。