ザンビア(アフリカ)「カシシの家」のこどもたちとの国際交流<JICA広尾にて> 
 連休中の5月6日(土)東京広尾にある「JICA地球ひろば」に
おいて、「カシシの家」の子どもたちと音楽交流が開催され、
庄野真代さんの呼びかけで、参加してきました。
  「カシシの家」は、アフリカ南部に位置する内陸国ザンビア
の首都ルサカにあります。ここには、孤児・ストリートチルド
レン・エイズで死に向かう子どもたちがいる施設です。この子
どもたちと、テレビ交流が行われました。
<体験活動内容紹介>
@ My  Name  is …「ちきゅうこども体験教室」
 「あなたの名前はなんですか?」名前にどのような思いが込
められ、名付けられたか。「名前name」にちなんだ楽しいゲー
ムや、世界の国々の子どもたちについて話ながら、地球上の様
々な暮らしを心と身体で感じた。地球を身近に感じることがで
きた。上2枚の写真がその様子。

A ラオス料理を体験試食
 ピンカイ(ラオス風BBQチキン)を食べる。I君O先生以外は
残す。Mさんの、「ストリートチルドレンのことを考えると
残すことができないので、全て食べきる。」と言う言葉も聞
かれたが…。チキンが苦手なN先生は、ナマズと竹の子、茄
子のレッドーカレーを食べるが…。I君は、N先生の分まで
食べる。唐辛子を丸ごと食べてしまい、涙を流す。
B 「カシシの家」子どもたちとテレビ交流
 左の写真が、その様子です。カシシの家の子たちに、「同
じ星に暮らすたった一つの命へ」を贈りました。伴奏は、作
曲してくれた甲斐豊明さん国境なき楽団の方々でした。日本
の会場からも、大きな拍手をいただきました。その他、小嵐
中の生徒達は、カシシの子が知っている「チューリップ」と
「夢の世界を」の器楽演奏をしました。質問コーナーでは、
I君「I  love  you  Because  you  are  my  friends
     How  are  you?」ザンビアの子「I  love  you」で、会
場が大変盛り上がりました。

<主催者より御礼のメール:JICA地球ひろば 倉科和子さん,歌手 庄野真代さん>
 6日は、お休みの中、一日中ありがとうござい
ました。ザンビアとうまくつながるかどうか、子
どもたちが楽しく交流できるかどうか、非常に心
配していましたが皆さんのおかげで、非常によい
イベントになりました。庄野さんのおっしゃるよ
うに、あの「幸せなら手をたたこう」のドンド
ン!、小嵐中の「I  love  you」にカシシの子ど
もの「I  love  you, too」など、予想を超える
感動でした。 ほんとうにありがとうございまし
た。(JICA)
 カシシ子供の家のイベントでの素晴らしい時間を
ありがとうございました。心の中にいろんな友情の
火種がともったようで、胸のどこかが今でも熱いで
す。
 「I  love  you !」には、やられましたー。
こころよく参加してくださったこと、ほんとうに感
謝いたします。歌声、音色、心に染みました。生徒
さんもこのイベントを通じて、収穫があったなら良
いのですが…。何でも一緒にできる!そんな気がし
ました。                (庄野さん)

  <地球子ども体験教室参加の感想>
  参加して、自分たちについている名前の大切
さ、温かさが分かりました。世の中には、名前
さえ付けてもらえない子がいると聞いて、とて
も悲しい気持ちになりました。その他にも、小
嵐中生や私の他に参加している子どもの名前の
由来を聞けたり、ストリートチルドレンの子の
名前の由来などが聞けて良かったです。ちなみ
に私の名前、「ちさ」はひらがなで書きます
が、漢字は一応あるんです。千に幸せと書いて
「千幸」(ちさ)と読みます。意味は、漢字の
通り、「千個もの幸せがおとずれますように」
という意味です。私自身「ちさ」という名前は
気に入っています。「さち」と間違われること
もありますが、この名前に誇りを持っていま
す。これからも授かった「ちさ」という名前を
大事にしたいと改めて思いました。そんな気持
ちにさせてくれた「地球の子ども体験教室」に
参加できてほんとうに良かったです。勉強にな
りました。
 <ザンビアとの音楽交流参加の感想>
 ザンビアのカシシの家との音楽交流を体験して、
ぼくたちの願いであった「ストリートチルドレンと
友達になりたい」ということが、TV電話を通して
少しかなったのではないかと思います。カシシの家
の子たちは、とても明るくとても楽しそうに生活を
していました。しかし、貧しさはやはりうかがえて、
ぼくたちはなんて幸せなのだろうと思いました。カ
シシの家の子どもたちは、絵を描くことが好きで、
鉛筆や色鉛筆が欲しいといっていて、ノートや紙は
全然ないのでこれも欲しいと言っていました。その
他、ティッシュやタオルと協力できそうなものばか
りでした。今回は、TV電話を通してではありまし
たが、様々な子と話をして、友達のように過ごしま
した。カシシの家の子たちは、とても良い子たちば
かりなので、ぜひ、もっともっと話をしたり、会う
ことができたらと思い、また、小嵐中学校で協力で
きたらいいです。