神奈川県足柄下郡17選挙区
神奈川県議会議員 むかさ茂幸
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県政報告15号

早いもので平成18年も既に後半に入りました。これから厳しい暑さを向かえる時期ですが皆様ご健勝でおすごしでしょうか。 私は5月より建設常任委員会委員長に就任いたしました。「先進県でありながら県土整備が遅れている」と言われている神奈川の、社会資本の整備に、短期間でありますが微力ながら尽くして参ります
均衡ある県土の発展

均衡ある県土の発展、また、自然災害から県民の生命、財産を守るために県土整備(社会資本の整備)は重要不可欠なものであり、永遠のテーマです。
神奈川県下の車両年間平均速度は極めて低く、横浜川崎は言うに及ばず三浦半島、県央、県北そして県西においては特に休日、県民は渋滞のなかで暮らしています。産業においてはタイムロスによる損失は計り知れない額になり、日々の渋滞は環境を悪化させ健康を蝕んでおります。
(*平成15年ディーゼル車運行規制により環境の改善は進んでいるが)
今、計画、着工している自動車専用道路である、横浜環状、さがみ縦貫(圏央道)などの完成を急がなければなりません。もちろん箱根国道1号線、及び135号線渋滞緩和策には取り組んで参ります。
そして今年も梅雨の時期になり、6月には沖縄、7月には九州、北陸、長野県など、大雨、土砂災害により、多くの人命と財産が失われた事は記憶に新しいところです。どうしても防げない自然災害はあるにしても、砂防、治山事業で確実に災害を防ぎ最小限に抑えた事例は、最近では箱根芦之湯、湯河原新崎川上流に見られます。我が県は急峻な土地の近くに住む人口は他県と比べても多く、急傾斜対策、土石流対策から手を抜くことは出来ません。下郡3町では、今年度新規着工する箇所も含め、早期完成を促すつもりです。

産業事故

産業事故と言えば平成15年8月以降わが国において、一流企業の事業所、工場において爆発、炎上と重大な事故が連続して起きたことを思いだします。
しかし同じ産業事故でも、企業製造物であるエレベーター、ガス湯沸かし器において多くの犠牲者が発生したことが明らかになり、驚きと怒りを禁じ得ません。
シンドラー社製エレベーターに乗っていた高校2年生の市川君がエレベーターで挟まれ死亡した事件を聞いた時、誰もが恐怖を感じたのではないでしょうか。建設常任委員会においての県有施設のエレベーターの使用状況報告によると、トラブルは明らかにシンドラー社製が多かった現状をお知らせしなければなりません。利用者に恐怖心を与えない為にも、念には念を入れた検査、整備をするように各委員から注文が出ました。しかし、公官庁施設になぜ故シンドラー社製が多いのか。「安ければ良いってものではない」と都知事の発言もありましたが、安さを追求するだけの入札制度に向かっていることへの警鐘とも思えます。
(*神奈川県では今年度から、新たな入札制度がスタートしましたが、品質管理と県内の各企業育成の検証に議会も多くの注意をはらって行くことになります。)
また、パロマガス湯沸かし器で20人の尊い命が失われましたが、両社共通して、最初の記者会見では、社の責任を逃れるような発言に終始し、人命にかかわる製品を製造、販売している企業としての姿勢に唖然としました。今後は公官庁も民間も購入せず、この市場経済社会から去っていただくのが一番でしょう。あの「雪印」の「しるし」が消えたように。

湘南なぎさ議員連盟

湘南ボーイ出身の議連ではありません。横須賀市から下郡までの海岸線に位置する市町の出身議員(超党派)により構成され、海岸線の侵食対策、環境保持に一石を投じようとスタートした任意の組織です。私が事務局を担当している関係で、今年度の視察研修の企画をさせていただきました。
今月7月28日に真鶴港整備、湯河原海岸整備、及び県外として熱海市多賀海岸整備について、17名の参加をいただいて視察研修を行いますが、今年から真鶴港では沖離岸堤が、湯河原海岸においては3基目の人口リーフがそれぞれ着工となり、大きな事業のスタートの年でもあります。とかくこのような大きな事業は年次計画が遅れることもあり、このような機会に、先輩同僚の先生方のご理解をいただき、事業の遅延が起きないように、お力も借りなければと考えております。

自宅放火

親殺し、子殺しと、おぞましい事件が連続し、心が痛みます。
神奈川県においても今年初め、養育放棄されていた児童を保護し、その後一時帰宅させたところ、群馬県で両親に殺害される事件がありました。児童は保護時点では虐待を受けていた訳ではなく、一時帰宅させた児童相談所、及び担当職員は痛恨の極みに苛まれたと聞いております。
秋田県の事件では被害者の彩香ちゃんが、「夜泣いていた」などと多くの証言が報道されておりますが、今更という感じがぬぐえません。他人の子供であっても異常を感じたたら、優しく接して、公的機関に通報、相談することがなぜ出来なかったのか残念に思います。このような事件がなくなることを皆様と共に願いましょう。
足柄下郡三町ではこれから夏祭りが各所で行われますが、皆様お体ご自愛のうえお過ごし下さい。

プロフィール
昭和22年11月神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜にて出生。神奈川県立平塚農業高校卒業。卒業後、農業に従事。柑橘栽培、椎茸栽培に取り組む一方民宿を開業。湯河原中央農協青年部長、消防団分団長、小田原地方防犯協会湯河原支部長など地域活動に尽力。
昭和63年湯河原町議会議員に初当選。平成4年、平成8年、平成12年町議会議員に再選。
平成12年〜平成13年3月湯河原町議会議長就任。
平成13年4月神奈川県議会議員補欠選挙にて初当選。平成14年、平成18年県議会議員に再選。
現在、自由民主党神奈川県議会議員団。商工労働常任委員会委員長、行財政改革特別委員会委員、議会運営委員会委員。

県政報告
22号 平成21年7月
21号 平成20年12月
20号 平成20年7月
19号 平成20年3月
18号 平成19年12月
17号 平成19年7月
16号 平成18年12月
15号 平成18年7月
平成13年〜平成17年

21年12月定例会予定
神奈川県議会
かながわ自民党
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