万葉公園 万葉公園
万葉集につつまれた公園を歩けば、好きな歌がみつかるかも
温泉街の中心にある万葉公園には、万葉の歌碑(佐々木信綱選)や国木田独歩の碑、養生園の碑(東郷平八郎選)、梅門の碑、太子堂、湯権現熊野神社、狸福神社、万葉時代の古代建築を模した万葉亭、足湯施設「独歩の湯」がある。園内には、万葉集に登場する植物約90種が植えられ、1本1本に歌札が添えられている。毎年6月上旬〜中旬に「花木園」で飛び交うゲンジボタルの幻想的な乱舞を鑑賞できる“ほたるの宴”が開催される。

こごめの湯 こごめの湯
万葉集にも詠まれた温泉
「こごめ」とは湯河原温泉の鎌倉時代の呼び名で、「子込め」「子産め」つまり子宝の湯という意味がある。室町時代には「こごみの湯」、江戸時代には「小梅の湯」と呼ばれてきた。館内には、「万葉の湯」と「小梅の湯」の大浴場があり、日替わりで男女が入替わる。東屋風の屋根のついた露天風呂とサウナもあり、お湯は適温、無色透明でさらさらしている。露天風呂からは竹林が見え、入浴と森林浴をダブルで楽しめる。

不動の滝 不動の滝
小さくたって、力強い滝!湯河原沸石も見ることができる
湯河原五大滝(白雲の滝、清水の滝、五段の滝、だるまの滝、不動滝)の一つで、落差15メートルの小さな滝だが水量は豊かで、不動明王のような力強さが感じられる。不動滝で発見された湯河原沸石は、滝つぼのまわりの岩盤から採れた石のことで、石の中に白い結晶がまだらに入った物だが、現在では殆ど見られず茶店に見本が置いてある。茶店には有名なウサギがいるが、散歩中の事もある。

土肥城跡 土肥城跡
土肥一族の山城跡でピクニック気分!
大観山から相模湾の湯河原方面へ下降する尾根の途中にある連郭形の城郭跡で、平安から鎌倉にかけて湯河原の一大勢力のあった豪族、土肥一族の城跡といわれている。山頂からの眺めが素晴らしく、相模湾、真鶴半島、伊豆大島が一望に見渡せるほか、晴れているときは利島まで見渡せるという。城山入口バス停から約30分ほどの道のりは、登りが多く大変だが、山頂まで登る価値有り!

万葉公園 しとどの窟
88体の石仏が並ぶ岩屋
治承4年(1180年)、源頼朝は平家討滅、源氏再興の兵を挙げたが石橋山の合戦に敗れ、土肥実平に導かれて隠潜した巌窟が、「しとどの窟」。 流れ落ちる湧水、苔むす岩石、 「土肥椙山観音像群」と呼ばれる多くの観音や石塔が立ち並び、夏でも涼しい。城山ハイキングコース内にあるので、健脚な方はお弁当持って歩くのもおすすめ!

天然記念物びゃくしん 天然記念物びゃくしん
城願寺:びゃくしんの木
JR湯河原駅裏手にある成願寺の境内にある樹齢800年の天然記念物「びゃくしん」の巨木です。
城願寺は土肥実平の菩提寺。境内には神奈川県文化財指定を受けた土肥一族の墓や、源頼朝七騎の像が安置されている七騎堂などもあります。
おあしすからは徒歩で約10分です。


幕山公園 幕山公園
幕山公園
おあしすの森林浴でおなじみの幕山。
ハイキングコースがあり、山頂まで四季おりおりの自然を感じられる気持ちの良いコースです。梅の木が4,000本植わっている湯河原梅林(写真)は山麓にあります。
当地はロッククライミングでも有名です。
海抜626メートルの山頂から眺める相模湾は絶景。天気の良い日は、真鶴半島や大島・利島・房総・伊豆半島などが一望できます。おあしすからは、山麓まで車で7分〜8分ほどです。


白雲の滝 白雲の滝
白雲の滝
標高1,000m以上の大観山の途中の渓谷にあり、高さ30mの湯河原一落差のある滝です。あまり観光地化されていませんので、人の姿はめったにありません。
近くには天照神社があり、アマノテラスオオミカミを奉っています。
また、すぐ下流には去来の滝と呼ばれている小さな滝もあります。マイナスイオンが充満し、自然の中に溶け込むような憩いのひと時を満喫できます。
写真は、滝の下部に日光が当たり、虹が写っているのがかすかにわかります。
長期滞在、健脚の方には、とても良いハイキングコースです。バス便利用です。