職人のうんちく手打ちの風景そばうどんごはんもの一品料理お飲み物ご案内
湯蕎庵:ユキョウアンと読みます。まあ、単純に河原の麦屋という意味です。東京、梅島の藪重本店の師匠からいただきました。山形県上山温泉にも湯喬庵があります。一緒に修行していた兄弟分です。
そば粉は、北海道十勝岳産の石臼挽きを100%使用。信州に負けぬ良質のそばがとれる所です。(霧下地域)この風味良いそば粉に2割のわり粉(小麦粉)をつなぎにして打ち上げます。言わゆる二八そばです。太さはのど越しを良くするため細打ちを心がけております.一番粉と二番粉の混合したもの(そばの実のまん中の方を使用しているので打ちあがったそばは白に多少青味がかった色をしています。
つゆとなる「かえし」については秘密です。2週間から1ヶ月位寝かせてから使用します。だしは宗田かつおを使用し浄水し元化セラミクスで寝かせた水でだしをとります。この水を使うことで美しく淡色だしが取れます。そして、夜残ってもにごりがでません。このかえしとだしをあわせてもりつゆ(辛汁)とかけつゆ(甘汁)をつくります。甘めのつゆとなっています。
海水の成分と同様のミネラル分を含む自然海塩香川産「46億年」を使って濃度11〜13%の塩水を作りうどん粉と混ぜます。ダマの状態でまず第一熟成。18℃で約3時間寝かせます。その後足で踏みうどんたまにしてさらに1〜2晩寝かせてからめんに仕上げます。当店ではうどんも注文を受けてから茹で上げますので茹で時間を短くするために少し細打ちのうどんとなっていますが、コシは強いです。
湯河原の水は箱根の山に染み込んだ水が
多くの層を通って湧き出てくるため、
ミネラル分が豊富なおいしい水です。

カレー南蛮

当店のカレー南蛮のルーはまずカレー粉と小麦粉、片栗粉を合わせるところからはじまります。既製品のカレー南蛮の粉など使っていません。合わせ粉を火にかけ約45分間煎りつづけます。その間しゃもじを動かし続けこげる寸前に火を止めます。このタイミングがむずかしい。この粉をさらに熱した大豆白絞油に溶かし込んでルーの素の完成です。油に溶かすことによりつゆと合わせた時にダマができずなめらかなカレー南蛮のルーになるのです。他の多くの店ではカレーの粉を直接かけつゆに溶かしますが、これでは舌の上にのせた時にザラッとした粉の感触が残ることがあります。なめらかでコクのあるカレー南蛮です。 

とろろ

とろろは大和芋を使用。おろし金で丁寧にすりおろします。そして、当店のとろろの特徴はこのおろしたとろろをもりつゆでのばして味付けします。そのまま食べておいしいとろろです。水でのばしてり、粉を水でといて作ったとろろとは、ちょとちがいます。

とろろざるの上手な食べ方

つゆの中に先に一口分のそばを入れます。その上にとろろを一口分、落とします。はしで切るとうまく乗ります。そして、一口で食べます。この時、とろろをつゆの中に残さないのがコツ。最後まできれいに食べられれば、おいしいそば湯が飲めます。



天丼のたれ

ただ甘いだけでなく、コクがあり、かつ後味を良くするためにかえしに、酒・みりん・砂糖に加え、水あめ・黒砂糖そして+αを入れて、火にかけて壺に移します。この天丼のたれは開店以来、足しながら使ってきたため、今では約30年もののたれとなっています。
冬の定番
最近、あなご天が売れ筋になってきています。地ものではありませんが、活きあなごを使っています。珍しいのですかね。1度、召し上がるとはまってしまうようです。
かも南ばんは合鴨のもも肉を使っています.鴨のあぶらの旨味がよく出ています。この同じ鴨肉を使った、鴨南焼きは日本酒によくあいます。塩・こしょうで味付けしてあります。