日本の風車はエコ発電をしているのか2
--風力発電の実際の初期投資について
NEDOでは2000年3月のでの補助対象事業では風力発電コストを750-3000kwで25-30万円、20000kwでは約20万円/kwとしている。
しかし、伊豆の石廊崎では17基34000kwに対して90億円と発表している。 また三筋山では21基に対し150億と称している。
計算すると安いほうの石廊崎で26万円/kwとなる。
実際の稼働率が横浜ハマウィング風車と同じく10%とすると、それだけで260万円/kwというとんでもない高価な初期投資となる。実際には電気の質が
きわめて悪いため、実効発電量は目減りし、もっと高価につく。 稼働率が多少高くても結論は変わらない。 三筋山ではもっと高価な初期投資となる。
風車の公称規格が整流・機械式インバーターの損失を含んでいるのかどうか不明だが、含んでいない値(風車の発電量そのもので実効発電量でない)
とすれば、さらに目減りがありもっと大きな初期投資となる。
御用学者・御用評論家によれば風力発電は太陽光発電に比べてずっと初期投資が少ないというのだが、実際にはそうでない。
しかし東電にとっては「金のかかる開発」ほど利益が出る。 かかった費用に比例した儲けが法律で保障されているからだ。
だから風力も原子力もひどい赤字になって当然なのに儲かることになり、電気料金は高くなる。
伊豆のやまなみ景観研究会ホームページ
熱川住民自治会による公害調査の疫学
達磨山風車は台風に耐えられるか
三筋山にも巨大風車
明治時代に作られ伊豆にある小型水力発電所の見学
南豆の和
風車問題を考える住民の会
ドン・キホーテの会
伊豆熱川風力発電連絡協議会