2011年7月15日版
当会の会員はすべて伊東市の住人ですが、伊東市郊外から見た天城のやまなみです。 このような美しい山並みを守ろうという趣旨で当会は作られました。
現在は他の自然保護団体・風車公害反対団体と協力し、風力発電に使われる巨大風車建設反対運動をしています。 伊豆の美しい自然景観・
観光資源を破壊する巨大風車については醜悪なる巨大風車の写真展を御覧下さい。
2010.2月21日は静岡県民主党に対する陳情でした。中田次城県議が応対して下さいました。 26日の午前は社民党に対
する陳情で県代表の桜井規順氏(元参院議員)に応対して頂き、午後は共産党に対する陳情で岡村哲志県議、県委員会の浅賀道夫氏、
鈴木和彦氏、静岡市議西ヶ谷忠夫氏が応対して下さいました。
なお同文の陳情書類を風車建設(静岡県風トピア計画)を推進し
た政党にも送付していますが返事はありません。
6月25日は静岡県副知事に対する陳情でした。時間は15分か20分程度の予定でし
たが実に50分!も話を聞いて下さいました。 これからは自然破壊景観破壊のハコモノをやらないというのが川勝知事の政策ですが、
建設官僚出身である前知事からのお荷物はどうするか難しいところのようです。 県会議員など知事のまわりにいる人々に対する働き
かけが署名など草の根運動と共に要請されていると考えられます。
天城三筋山の巨大風車21基に反対する多数団体協力の署名運動がはじまりました。
署名は2010.3月5日朝現在2406。3月25日現在約4400。 4月12日7174です。9月13日現在全県の山岳団体の運動参加で数が急速に増大しています。10000を超えました。
署名運動などの反対運動と推進側との力関係、風車公害、ジオパーク構想などを踏まえた川勝知事の決定
については川勝知事の通達を御覧下さい。
ここでは「天城三筋山風力発電を考える河津町民の会」代表である相馬敬次氏(元河津町町会議員)の知事に対する感謝の言葉を載せます。
天城三筋山山稜に東京電力などが建設計画を進めている風力発電事業に対し、県が「十分な検討を進めることが必要」とし、現時点で「保安林の解除を進めろ段階にない」
とする通達を東京電力に出しました。
これは私たちが一万名を越える署名を添えて川勝知事に要請してきたことであり、地元住民の声を重く受け止めて出された
川勝知事の英断です。私たちは知事の決断に感謝するとともに東京電力が完全に撤退するまで運動を広めてまいります。
河津町内外の皆様には引き続きご協力をおねがいいたします。
「伊豆の山並み景観研究会」は県の森林審議会の皆様、風力発電に関する有識者会議の皆様に次のような資料を送付しました。
@このホームページのダイジェスト版・・・景観とジオパーク、公害、三筋山工事での多種のゴマカシ・不正と災害危険性、風力発電の実効発電量と本当の初期投資・・・中部以南での
将来性は全くなく北海道・東北でも実用性が怪しいこと、小型水力についてのエネ庁の出鱈目作文・・・写真絵本のようなパンフレットです。
A三筋山の地すべり箇所と
「代替保安林」付近の地質調査で地すべり・崩壊の危険をしめしたもの・「代替保安林」が林でなくススキと2m程度の木の藪
であり、崩壊地そのものであること
現在もっと広範囲の地すべり・崩壊ほ調べ東電の出した書類の出鱈目さとそれを丸写しにした県官僚の森林審議会提出作文の出鱈目さをいっそうはっきり示す
調査にかかるところです。
巨大風車林立で特級の景観を破壊してよいのか?
をご覧下さい。
左上は伊豆北西部にある達磨山頂上からの富士山、その右は達磨山頂上からの南アルプスです。 手前は駿河湾。 達磨山の特別優れた景観とその破壊計画については達磨山風車は台風に耐えられるかを御覧下さい。反対運動が強く伊豆市長の良識ある判断となり、景観は守られました。
左の幅広い山は伊豆東南部にある三筋山で素晴らしい姿です。 これらに巨大風車を林立させ、日本国民の宝
である優れた景観を破壊する。
三筋山の特別優れた景観とその破壊計画については三筋山にも巨大風車を御覧下さい。
エコ発電という名目で、日本有数の自然景観を破壊する事は正しいでしょうか。
伊豆での風力発電の諸問題・・・公害、赤字と非エコ発電など
下の絵は住民運動のために当会会員がかいたものです。伊豆での風力発電の問題点の要約に近い。
公害
第一に人家の近くにつくるための公害があります。 伊豆熱川での公害のひどさ
、何%程度の住民が「胸がしめつけられる」「頭痛」・・・などの公害被害者になるか、とか住民の血圧上昇については「熱川住民自治会
による公害調査の疫学」及び「要望書と意見書」-- 2009年6月22日に東伊豆町の町議会では公
害対策を求める意見書が満場一致で採択されました--を御覧下さい。
「風車公害の存在論は完全な証明と言えないから民家の近くでの風車稼動は自由」という加害企業の詭弁についてもそのページを御覧下さい。
なおそこにあるデーターの基本的部分は熱川三井大林別荘地の住民自治会の調査であり、
後にある伊豆熱川風力発電連絡協議会のページにオリジナルがあります。
調査は極めて良質のもので、基本的部分は科学的検討に耐える貴重なデーターです。ただし、医学統計上の問題がありこちらで
欠けたデーターを自治会側に聞いて補い、議論を正確にして学術論文なみの正確さとしています。
始終壊れる風車
第二は暖地では台風や雷が多く風車破壊がごく普通という事です。 沖縄県宮古島で7基全部の風車が台風で壊れた事件をはじめ、
台風や雷による風車破壊が各地で見られます。 熱川でも2基の破壊が昨年あり、実際に破壊された風車の羽根を見たら木にプラスチックをかぶせた輸入ローテク製品でした。
暖地での風力発電は未完成の技術であって、現在の風力発電技術は北海道や東北での一部以外エコ発電技術にならないというレベルでしょう。
News・・・・2009年5月28日たった34m/秒の強風で熱川風車1基の羽根がこわれました。故障と点検のためか全部の風車が動く日は滅多にないようです。
また近くの東伊豆町営風車は修理代のため2年続きの大赤字(修理代3000万、2000万以上!!)です。
現在の風車規格が60m/秒または70m/秒であり、日本の台風に耐える規格になっていない事に
ついては「達磨山風車は台風に耐えられるか」をご覧下さい。
実際に始終風車が壊れている事については地元団体である風車問題を考
える住民の会と伊豆熱川風力発電連絡協議会のホームページを御覧下さい。
NHKの「クローズアップ現代」(内容を要約したマンガがリンクの三筋山通信にあり)で全国の赤字風力発電が紹介されましたが、6割が赤字というのは赤字である事を公表している例が6
割という事です。、
風車の実際の発電量・・・これでエコ発電?
実際に風車がどれ位の発電をし、その結果CO2が減っているのかどうかは「2000kw級巨大風車の実際の発電量は
どの位か」を御覧下さい。他に公表された非エコ発電例・・・累積赤字だけ膨らむお荷物・・・もあげておきました。関東以西でエコ発電の例を具体的に公表した例はみつかりません。
暖地ではミニ水力発電と太陽光発電を
伊豆のような暖地では、日射量が大である事を利用した太陽光発電や雨量が大変多い事を利用した小型水力発電がエコ発電としては適していると考えられます。
伊豆のやまなみ景観研究会では明治時代に作られ今でも発電を続ける小型発電所の見学をしました。そのような小型発電所は公害もなく、景観破壊もなく、明治時代には先進的技術
を示すものとして見学の対象になったそうです。 100年あとの現在、再び先進的な意義を持ち、
見学の対象である文化財となったのではないでしょうか。
現在の料金体系でも困らないという安い電気 ――太陽光発電より安い電気(不経済で非エコの日本風力発電は論外)を作り続けています。
ミニ水力発電の可能性については資源エネルギー庁の怪しいデータがあるだけのようです。データーとどこが偽造を疑われる点かは
明治時代に作られ伊豆にある小型水力発電所の見学を御覧下さい。
わが伊東市では大型ダム(松川湖)を作っただけで発電をしていない。
水流--発電量が安定している事を考えれば大型風車数十基分に匹敵する量の発電が可能です。
多目的ダムつまり何の役にたつか不明なダムでゼネコンに税金を払っただけのようです。
熱川住民自治会による公害調査の疫学
達磨山風車は台風に耐えられるか
三筋山にも巨大風車
明治時代に作られ伊豆にある小型水力発電所の見学
2000kw級巨大風車の実際の発電量は驚くほど少ない
2000kw級巨大風車による風力発電の実際の初期投資は驚くほど高価
三筋山風力発電についての怪談集・・・ニセ同意書、変造地図、始末書ほか
土 隆一名誉教授講演---地震対策が抜けているのではないか
三筋山通信
川勝知事の指示
醜悪なる巨大風車の写真展
違法林地開発の現状
ススキと2m低木の藪が水源涵養保安林??
伊豆の他地区での風力発電問題・・・風車公害問題や景観破壊問題、超低周波音の問題などについてはまず上記リンクをご参照下さい。 そこから必要に応じて多数の問題点についてのリンク参照ができます。
天城三筋山風力発電を考える河津町民の会(もと天城三筋山署名事務局ページ)
南豆の和
風車問題を考える住民の会
ドン・キホーテの会
伊豆熱川風力発電連絡協議会
鉢の山防衛軍
伊豆のやまなみ景観研究会 伊東市川奈532-1 斉藤俊仁(代表)方