「醜悪なる巨大風車」写真展
会員S氏の景観学会発表のため会員と協力者が撮影した「醜悪な巨大風車」写真集からの選抜です。
「1.東伊豆熱川巨大風車」
かつては東伊豆の白田の町のところどころで天城連峰
が美しく見えました。 白田の町の西南の小高い場所からの素晴らしい眺めはこの通り白い邪魔者に破壊されました。
(
この写真は伊豆急線片瀬白田駅のホームから。国道からの景色も大体同様です。)
熱川風車のため景色は台無し。
稲取浅間山は幼稚園児、老人にも行ける天城連峰の展望所でしたが、この通り広々とした景色に目障りな白いモノが多数。
公害で全国的に有名な熱川風車です。
この写真より右に東伊豆町営の風車がありますが、巨大でなく景観を損じている程度は小さいです。ただし大赤字
で町民の税金を食いつぶすお荷物です。 町当局は黒字と宣伝していますが、人件費や撤去費用積み立て費用を入れないからであり、
それらを算入すれば赤字。 修理代は別会計の赤字で2年間で6000万近い。
頭上に巨大な風車が並び強烈な圧迫感があります。 強風の日は超重低音が響き、また民家の西ですから、夕方はゆっくりまわる風車の影となり落ち着かない感じです。
写っている民家よりもっと巨大風車に近い家があります。
健康被害がひどい上に、始終故障(地元団体のリンクを御覧下さい
「伊豆熱川風力発電連絡協議会」
「風車問題を考える住民の会」)で全部または一部が止まっている日が多く、明らかに赤字・非エコ発電です。 補助金つまり税金の食い逃げのために作った風車としかいいようがありません。
一番近くではありませんが、「一番近いほう」の家の写真を加えました。
被害続出の熱川別荘地の一番下です。このすぐ下に東伊豆町議会に被害を訴えた農民たちが住んでいます。
「2.南伊豆石廊崎巨大風車」
景観の良い浜として有名だった南伊豆の弓ヶ浜ですが、ヘンな角のようなものが見えます。
弓ヶ浜→逢ヶ浜→盥岬→田牛という遊歩道コースは短くて楽なのに景色の良い地点の多いコースでした。
しかし逢ヶ浜の景色はこの通り。
盥岬の景色もこの通り。
弓ヶ浜からバスで石廊崎にゆくと、大瀬の集落がありますがこの通りで新公害地帯。 更に西にゆくと仲木の集落がありますが、ここも新公害地帯。
最後に他の先進国なら「野蛮人」と呼ばれて非難集中となるであろう人々のもくろみが成功した場合の三筋山。もとの写真は会員ですが、白黒に直したのは「河津町民の会」の方です。
伊豆のやまなみ景観研究会ホームページ
熱川住民自治会による公害調査の疫学
達磨山風車は台風に耐えられるか
三筋山にも巨大風車
明治時代に作られ伊豆にある小型水力発電所の見学
南豆の和
風車問題を考える住民の会
ドン・キホーテの会
伊豆熱川風力発電連絡協議会