
1955年2月。
中学3年冬にピアノを買って貰ったあと、作曲の手本としてムソルグスキーと
チャイコフスキーを選びました。
作曲法の書物も何冊か見ましたが、そこにあるルールを破っても良い音楽になる
事が少なくないので(ムソルグスキーやストラヴィンスキーより後の時代だから当然ですが)
馬鹿馬鹿しくなり、これは三流四流の職人をつくる教科書で自分には関係ないと考えました。
ムソルグスキーにはリアリズムの技術を、チャイコフスキーには人間的感情表現の技術を学
びたいと思ったからです。 和声進行などは内容表現に必要になれば適当に工夫すれば良いと
いう考えです。
ですから「朝礼」や「前奏曲1」のように不協和音が多い作品と
これのように不協和音ゼロの作品が同時に存在します。
第2楽章だけですが、第一楽章・第3楽章は単純・貧弱で発表できる水準でない。作曲技術の
レベルが低く、思った事・感じた事をそのとおり表現できなかったのです。
修正となれば7割-8割の部分の修正となり、内容がかなりズレてしまうと思われます。
作品一覧
「幼稚園時代前半」 1943
「幼稚園時代後半」 1943と44
「君を愛す」 1954
この続きの3曲も「愛の歌」をはじめ順次入れなおす事にしました。今使用のMac版logic9,10ではWin用logic5やnotatorで入力した楽譜が読めない(楽譜は画面に出るだけで印刷できず、音もでない)
ので入れなおす事になります。
「愛の歌」 1955 58修正
「別れ」 1956 58修正
「再会」 1958
「朝礼」 1954
「メーデー」 1954
「砂川の思い出」 1958/2016最終修正
「高原の夕暮れ」 1961/2016修正
「深夜の行進」 1961
「退屈な音楽」 1958
「ソナタ2番第一楽章」 1961/2012修正
「ソナタ2番第二楽章」 1961
「ソナタ2番第三楽章」 1961/2014
「夏山・登山口にて」 1963
「夏山・針葉樹林の登り」 1963
「夏山・霧と這松」 1963
「呑気な人々」 2014
「6つの前奏曲」1956--2015